湘南パン教室クラムの池田です。

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私がフランスで働いていた時の話をゆっくりと更新中です
前回までのお話はこちら→  


ノルマンディー地方のルーアンで
1件目のパン屋さんで研修を終えたところまで書きました。


それから履歴書を持って
地方をウロウロ観光しながら
次の職場探しを始めました。

先に言ってしまうと
なんと次の職場が決まるまで1ヶ月以上もかかりました



この時訪れたのは、南仏コートダジュール、プロヴァンス地方。
ネットで調べたお店を訪ねて
美味しかったら履歴書を渡す、という地道な方法でした。



フランスの地方は本当に美しくて
心打たれるような風景に沢山出会いました。

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ニースのビーチ沿い。
着いた時ハワイかと思いました。笑
この時初めて南方面へ行ったのですが
フランスは地方によって全く趣が違うので面白いですね。



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南仏のマルシェ。
柑橘多め。
地方によって食べ物もかなり違います。
日本だって北海道と沖縄では食文化が違いますが、
フランスはもっと国土が広いから当然違いますね!



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プロヴァンス地方、エクサンプロヴァンスから、バスで小さな村を巡りました。



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エクサンプロヴァンスでの滞在先。
フランスでは勿論ホテルにも泊まりましたが
Airbnbもよく利用していました。
お家の空いてる1室を貸し出してるフランス人が多かったです。
3月なのでプールは入れませんが、とても素敵なお宅でした!



しかし貯金も限りがありますから、
仕事がない(仕事が決まらないと家も決まらない)
というのは不安な日々でした。



日本のパン屋では女性のパン職人もとても多いですが
フランスのパン屋は作る量も桁違いで
力仕事ということもあり、
パン職人はほとんど男性。
しかも外国人となると、飛び込みで仕事を見つけるのは簡単ではありません。


日本人を多く雇っているお店もありましたが
せっかくフランスに来たし、フランス語も勉強したし…
と当時は意地もありました。


結局、地方で働くことは諦め
パン屋の数も桁違いに多いパリでお店を探すことに。
(結果的に私は田舎よりも都会が性に合っていることがわかり良かったのですが。)



日割りのシェアハウスのような所に泊まりながらパリでの就職活動。
この頃はゴールが見えずに本当に不安でした!笑


前職ルーアンのシェフにMOFのお店を紹介してもらったこともありました。
やっと決まった!と喜んでいたのも束の間
ネズミが沢山出る汚いお店で辞退したり…



そんな落ち込んでいる時に出会ったのが

2件目の修行先となる
ティエリー・ムニエさんのお店でした。


ムニエさんは以前にも日本人を雇っていたり
日本に講習会に来ている人なので
最初に履歴書を持っていった時からお店の人みんなが友好的に迎えてくれたのをよく覚えています。

この方もMOFですが、特に高い技術とプロ意識を持っている職人さんでした。


ここではお給料をもらって働きたい旨を伝え、無事雇ってもらうことに。


シェアハウスの小さな部屋ですが住むところも決まり、
ようやく不安な日々を脱したのでした!



次回はパリ編です。