湘南でフランスパンと暮らす教室「crumb-クラム」
講師プロフィールをご紹介いたします。


池田愛実(いけだまなみ)

生徒さんには苗字より「愛実先生」と呼んでいただくことが多いです^^


神奈川県藤沢市生まれ。

料理を作るようになったのは大学生の時。
そこから一気にハマりました。
大学時代の卒論研究テーマは「食育」。
そして大学在籍時にフランス料理学校ルコルドンブルー代官山校にダブルスクールし、パン作りを学びました。

料理全般からなぜパンを選んで専門にしたかというと、
最初はお菓子作りも好きだったのですが、毎日甘いお菓子を作って沢山食べることに罪悪感があり・・・
食事として食べられるパン作りにシフトしていきました。
勿論パンを食べるのが大ーー好きで当時沢山食べ歩いていたのも理由のひとつ。
そして時間をかけ、五感を使うパン作りという分野が自分の性分に合っていたからだと思います。


ルコルドンブルーパン科を卒業後、恩師に声をかけてもらい同校のシェフアシスタントを務めることになります。
フレンチの学校なので私の上司は日本語を全く喋れないフランス人!
指示されたことが分からず社会人としても未熟な私は、しょちゅう怒られ、泣きながら働く辛い日々を過ごしたもありましたが^^;
必死にフランス語を勉強し3年半勤めました。
結果、今でもシェフとは子弟関係以上の家族のような存在です。
恩師に、沢山の人に、そしてフランスという大きな影響を与えてくれる国に出会うきっかけとなった最高の3年半でした。


その後、フランスパンへの興味が高まり、約100万円(少ない!笑)を貯めてコルドンブルーを泣く泣く退職、
2013年ワーキングホリデービザで渡仏。

当時の私はフランスに行ったら絶対にMOF(フランス国家最優秀職人章)のパン職人の元で働きたい!という強い希望があったため、何十通も履歴書を手渡しして、
受け入れてくれた親日家のMOFシェフ2人のパン屋さんで働くことができました。
1軒はノルマンディー地方ROUENで3ヶ月の研修、
もう1軒はPARISでお給料をもらってパンとお菓子の製造に携わりました。

1年の間にフランス中を旅して色んな地方のフランス料理とパンを食べ歩きました。
時には車両に私ともう一人フランス人しか乗っていないような(つまりフランス人も行かないような)ド田舎に行ったり(笑)
職場の夏休みを利用して農家にホームステイしたり。
3つ星レストランに行ったことも。
今では信じられないような、当時の勢いがあったからこそ出来た経験はたくさん。
フランスを肌で感じた1年だったと思います。



1年のワーキングホリデーを終えて帰国後は、またコルドンブルーに戻って働いた後
レストランのパン部門新規立ち上げに声をかけていただきます。
そこでは商品開発から製造まで一人で行い、自分のパンを売るという責任の大きい貴重な経験をさせてもらいました。

その後結婚・出産を経て
2017年2月、地元・湘南にてパン教室「crumb-クラム」を開校します。

パン教室を始めた理由は色々ありますが、
お店に勤めた経験があるからこそ「パンを作る楽しみをじっくり味わえるのが家庭製パンのよい所だ」と気づけたこと。
私には沢山売らなければ利益の出ないパン屋さんよりも学校が向いていたと思います。
自分でパンを作る楽しさ、誰かと学ぶ楽しさ、いつもと違う場所に行くワクワク感をじっくりお教室で感じていただけたらなと思います。

2018年からはツヴィリングクッキングスタジオでStaubを使ったパン作りの外来講師、
ELLE groumet公認料理家 フードクリエイター部、
情報サイト「朝時間.jp」にレシピを連載するなどして
パン・料理研究家として様々な活動をしております。

宜しくお願いします!



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